簡単内職アルバイト!TOPへ
←back  next→
ADSL速度アップのススメ
MTU・RWINとは?

 古いOS(windows98など)は元々ダイアルアップ方式程度(低速通信)に対応するような環境になっています。ですからADSLなどの高速通信には対応できるわけがありません。ではそれを対応できるように設定を変えてやろうじゃないか、というのが通信速度UPの最終手段です。もちろん最新のOSを使っている方にも少なからず効果はみられるようです。これら方法には専門用語が多数出てくるので、まずそちらを説明したいと思います。

 MTUとは

 MTUとはMaximum Transmission Unitの略で、通信ネットワークにおいて、1回の転送で送信できるデータの最大値を示す値。単位はバイト。
通常、通信というのはこのMTUで指定された値ごとのデータ量を何度も繰り返し送信して通信が行われる。つまりMTUが1500バイトに設定されていて、15000バイトのデータを送信する場合は、10回に分けて送信されることとなる。
エラーデータの再送信はMTUに指定されたサイズを単位として行われるため、劣悪な通信環境ではMTUを小さい値に設定した方が転送速度が速くなり、逆に安定した通信環境では制御信号が少なくなる分MTUの大きい方が転送速度が速くなる。
つまりMTUの値が大きければいいとは一概に言えない。

 RWINとは

 RWINとはReceive Windowの略で、  データを受信しているコンピュータが、受信確認を送信側に送る間隔を示す値。  一定量のデータを受信するたびに受信確認を送るという方式をとっている。RWINの単位は「バイト」。

 例えば、RWINが64KBになっているコンピュータで1024KBのデータを受信する場合、最初の64KBを受信すると受信確認を送り、次に128KBまで受信するとまた受信確認を送り…といった具合になり、これが全データを受信するまで繰り返される(この例では16回)。
受信したデータに異常があった場合の再送信要求も、最小限のデータだけで済ませる仕様(「Selective ACK」と呼ばれる)も用意されているものの、基本的にはRWINで指定されたデータ量単位で行われる。

RWINが回線の速度と比べて小さすぎる場合、データの受信確認を送信側のコンピュータに頻繁に送ることになるが、距離が離れた場所にあるコンピュータに受信確認を送るにはかなりの時間(0.1〜0.2秒程度)がかかってしまう。
しかも、送信側のコンピュータは受信確認が来るまでは次のデータを送れないため、受信確認の往復にかかる時間がまるまるタイムロスとなり、その分だけ通信速度が遅くなってしまう。

一方、RWINが回線の速度と比べて大きすぎる場合は、間違ったデータが流れてきた際に再送信にかかる時間がやたらに長くなってしまい、この場合も通信速度が遅くなってしまう。

このようなRWINの性質上、最適なRWINの値は回線の通信速度や通信エラーの発生確率に大きく依存し、一概にどの程度のRWINが最適であると断言することは難しい。


・・との事f(^^;)説明が複雑になりそうだったのでIT用語辞典を引用してしましました。

つまりこれらMTUやRWINの数値を自分のネット環境に最適な値に変更することで、通信速度アップを図ろうということなんです。この方法はかなり効果的で、実測1Mの人が8M位にUPした、っていう話をどこかで見た事があります。特に古いOSではMTU・RWINの値がダイヤルアップ方式に最適な値が設定されていることが多く、ADSLに最適な値に設定し直すことで、かなりの速度アップが期待できるようです。

では一体どのようにMTUやRWINの数値を変更すればいいのか、どうやって変更するのかは次で説明しようと思います。 でもwin98/98SEを使っている方、ちょっと待って下さい!これらのOSにはTCP/IPドライバというものにバグがあるようなので、TCP/IPドライバのアップデートに進んでバグを改善しましょう。これを改善しないとMTU・RWINの調整ができません。


速度向上大作戦!
MENU

 通信速度、本当に〇〇M?
 なぜ遅い! 1
 なぜ遅い! 2
 NTT局舎って?
 速度アップ 1
 速度アップ 2
 速度アップ 3
 速度アップ 4
 MTU・RWINとは?
 TCP/IPドライバアップデート
 MTU・RWINの調整
 この速度ってどうなの?
 オススメADSL&光プロバイダ
<検証 MENU>

 PC変更で速度は変化する!?
 速度アップソフトは効果アリ?