速度アップ 4
モデムには基本的に電源のスイッチはありません。したがって基本的に一番最初に接続した時から、ずっと電源が入りっぱなしになっていると思います。
ちなみにADSLモデムは電源をONにした時点でユーザー宅内のADSLモデムとNTT局舎内の集合型ADSLモデム(DSLAM)との間で制御情報のやり取りを開始し、その時点でのノイズ状況を調べ、通信速度を決めるやり取りの2つを1度だけ自動的に行います。
つまりそのやりとりで決まった通信速度は電源OFFにするまでずっと同じということです。
しかしモデム周辺でのノイズが多くなり、通信状態が悪くなると自動的にADSLモデムの電源が落ちてしまう事があります。
その後、ADSLモデムは自動的に電源が入りますが、ほとんどの場合、その時のノイズ状況は電源が落ちる原因となった大きなノイズの状況下ですので、電源ONの瞬間にユーザー宅内モデムとNTT局内集合型ADSL モデム(DSLAM)との間で行われるやり取りの結果は悪くなります。
つまり、ノイズが多い悪条件下で通信速度が固定されてしまうわけです。
これを解消するための方法は簡単。モデムの周りにあるノイズ発生源を解消し、モデムの電源を切り、数十秒経ってからまた電源を入れるだけでOKです。ちなみにモデムの電源は定期的にOFF〜ONを行った方が良いみたいですよ。
以上が私達が簡単にできるADSL速度アップの方法です。どうでしょう、通信速度は改善されましたか?
「全然変わらなかった(: ;)」という方、絶望するのはまだ早いです!実は速度アップの最終手段が残されているのです(^^)しかしその最終手段は多少パソコンの知識が必要になるので、パソコン初心者の方はひとまずやめておいた方が良いでしょう。なぜならパソコン内部の設定を変えるので、間違った設定をするとパソコンが壊れてしまう可能性があります。ちなみに私はパソコン初心者なのですが、もともと激安中古オンボロパソコンだったので果敢に挑戦しましたf(^^;)最新型のパソコンを最近買った方などはやめておきましょうね。
ではまず次に進んで基礎知識を身につけましょう。
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