書き始める前に

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働きたいアルバイト先が決まり、無事に面接の約束ができたら次はいよいよ履歴書を書き始めます。
でもちょっと待ってください！あなたは履歴書なんてどれも同じものだと思っていませんか？？
実は履歴書も様々な種類が販売されていて、書きやすい履歴書とそうでない履歴書があります。
ちなみにアルバイト情報誌の後ろの方にも履歴書がオマケとして付いていますが、あれは論外です。絶対に使うのは止めておきましょう。

さて、それではどんな履歴書を選べばいいかというと、基本的に履歴書の左ページ（氏名・住所・学歴・職歴など記入する部分）はどの履歴書でもさほど変わりはないので、右ページをよく見てみましょう。
すると面白い事に、履歴書によって書く内容が大幅に異なっています。

履歴書の右ページは図１のように、主に取得済み資格・志望の動機などを記入する欄があります。それに対し図２の履歴書では志望の動機や自己ＰＲの欄が必要以上に大きいばかりでなく、自分の性格や好きな教科まで記入する欄があります。


そもそもアルバイトの志望の動機なんてほとんどお小遣い稼ぎや生活費が目的でしょうから、志望の動機にこんなに大きなスペースは必要ありません。しかも自分の好きな教科なんて小学生の自己紹介じゃないんだから・・。
このように履歴書によっても様々な種類があるので、できるだけ自分に合った書きやすい履歴書を買うようにしましょう。ちなみにこれらの履歴書は本屋さんで買うことができます。



履歴書を書くときの決まりごと （左ページ）

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履歴書の左ページには住所氏名、学歴や職歴を書く欄があります。
まず基本ですが、筆記具は必ず黒のボールペンを使用すること！筆ペンやサインペンなどはＮＧです。もちろん鉛筆もダメ。ちなみに私は一度だけ鉛筆で書かれて持ち込まれた履歴書を見た事がありますが、ある意味凄いと思いました（＾＾；）

書いている途中で文字を間違ってしまった場合は絶対に修正液・修正テープを使わないようにしましょう。一文字でも間違えたら残念ながら新たに最初から書き直すしかありません。
間違わないようにするためのコツは、始めに一枚完全にミスの無い原本を作っておくのがいいです。そうすれば２枚目以降はその原本を見ながら書き写せばいいだけなので、考えながら書くよりも文字を間違える確率がグッと低くなります。

文字はできるだけ丁寧にゆっくり書きましょう。よく言われることですが、字の上手な人が素早く書くより、字の下手な人がゆっくり丁寧に書いた方が人間の目にはキレイに写ります。字が汚いと言われる＆思っている人は大抵、書くスピードが異常に速いです。文章として文字を書くのではなく、一字一字を習字のようにゆっくり丁寧に書いてみましょう。

日付の部分には面接に持参する日や郵送の場合は郵送する日付。氏名のふりがなは、「ふりがな」と書いてある場合はひらがなで、「フリガナ」と書いてある場合はカタカナでかきましょう。
名前の右側に印鑑を押す場所がありますが、ここはこの履歴書に書いた内容に嘘偽りが無いという証明です。例えば年齢などをごまかして書いているにも関わらず印鑑を押してしまうと経歴詐称になってしまうので気をつけましょう。
ちなみに私はにじんで汚れるのが嫌なので、印鑑をあまり押した事がありませんｆ（＾＾；）でも普通に採用されますよ。印鑑の有無はそれほど重要ではないかもしれませんね。

学歴職歴の欄は学歴と職歴を分かりやすいように分けて書きます。学歴は中学校卒業から書き始めます。高校・大学等を中退した時は中退した年月日を書きましょう。どんな理由であれ、単に中退と書くよりも「家計の事情で中退」と書いた方が良いです。ちょっと卑怯な手ですが（＾＾；）

職歴はアルバイトで勤務した場合も入社・退社年月日を記入します。退社の理由は「一身上の都合で退社」などと書くのが一般的ですが、高校三年生や大学４年生でアルバイトをやめた場合などは「受験勉強のため退社」「就職活動のため退社」などなど、うまく「辞めざるを得なかった」理由を書くのがポイントです。

それでは履歴書の左ページの記入例と入学・卒業早見表を下に紹介しておくので、参考にしてみて下さいね。